問題…A、B、C、Dの4文字を一列に並べるとき、AがBより左側にくる並べ方は何通りありますか。解説と解答…AとBを区別しないでどちらも〇と考え、〇、〇、C、Dの並べ方を考えればよいのです。何故なら〇の所には左側にAを入れ、右側にBを入れればよいからです。例えば、〇C〇DならばACBDとなります。だから〇〇CDの並べ方の一つに一つの問題の並べ方が対応します。よって並べ方は (2+1+1)!÷(2!×1!×1!)=12で、答えとなります。これは高校の数学のやり方ですが、別解があります。A、B、C、Dを一列に並べたとき、AはBの左側にくるか、右側にくるかのどちらかしかなく、これらの並べ方は 4!=24通りです。だから、求める並べ方は24÷2=12となります。これなら算数でも出来ますね。個別指導では生徒と会話をしながら教えることが出来るので、算数においても数学においても思考力を伸ばすことが出来ると思います。