問題…a、b、cは5で割ると余りがそれぞれ1、2、3となる正の整数のとき、2+2b+3c を5で割ると余りはなんですか。又、abbcccを5で割ると余りはなんですか。…解答と解説…a、b、cは5で割ると余りがそれぞれ1、2、3となるから、a=5L+1、b=5m+2、c=5n+3 と書けます。このとき、a+b+c=(5L+1)+2(5m+2)+3(5n+3)=5(L+2m+3n+2)+4 よって、5で割ると余りは4です。abbcccの方は合同式を使ってみます。a≡1、b≡2、c≡3 よって、abbccc≡(1)×(2×2)×(3×3×3)≡1×4×2=8≡3 よって、5で割ると余りは3になります。最初の方も合同式でやると早いのですが、中学の数学でやってみました。勿論、後の方も中学の数学で出来ます。私の塾では合同式を勧めています。東京都 算数、数学の個別指導塾、序理伊塾。