問題…2けたの整数のうち、2、3、4、5の少なくともどれか1つで割り切れる数は、全部でいくつありますか。…解答と解説…2、3、4、5のいずれでも割り切れない数を考えます。ところが、2で割り切れない数は4でも割り切れないので、結局、2、3、5のいずれでも割り切れない数を考えればよいことになります。すると、まず、2けたの素数はすべてあてはまります。それは、11、13、17、19、23、29、31、37、41、13、47、53、59、61、67、71、73、79、83、89、97の21個です。このほかに、2、3、5の次の素数7の、“7以上の素数”倍です。7×7=49、7×11=77、7×13=91の、3個があてはまります。以上から、2、3、4、5のいずれでも割り切れない数の個数は、21+3=24個 よって、(99−10+1)−24=66個 …答えです。算数の素数が絡んだ問題でやりにくいと思います。割り切れないものを全体から引くのがよいと思います。慎重さが必要になりま
す。もれのないように書き出すことは算数でも数学でも必要になります。東京都 算数、数学の個別指導塾、序理伊塾。