正二十面体の各辺の中点を通る平面で、すべてのかどを切り取ってできる多面体の面の数f、辺の数e、頂点の数vを、それぞれ求めなさい。…解答と解説…正二十面体は、各面が正三角形であり、1つの頂点に集まる面の数は5です。したがって、正二十面体の辺の数は 3×20÷2=30 頂点の数は 3×20÷5=12 …ア 次に、正二十面体の1つのかどを切り取ると、新しい面として正五角形が1つできます。アより、正五角形が12個できるから、この数だけ、正二十面体より面の数が増えます。したがって、面の数は f=20+12=32 辺の数は、正五角形が12個あるから e=5×12=60 頂点の数は、オイラーの多面体の定理から、v=60−32+2=30 …以上が答えです。オイラーの多面体の定理は (辺の数)=(頂点の数)+(面の数)−2 です。この問題は数学ですが、中学入試の算数でも同じ問題が出てきます。そして、私の塾でも算数でも数学
でもオイラーの定理を教えています。小学生でも意外と覚えられるようです。東京都 算数、数学の個別指導塾、序理伊塾。