問題…7で割れば5余り、5で割れば3余り、3で割れば1余る数のうちで、最小の数を求めなさい。解説と解答…一見難しそうな問題ですが、そうではありません。というのは、ある共通の数が隠れているからです。7−5=2 5−3=2 3−1=2 隠れている数は2です。つまり、あと2あれば7でも5でも3でも割りきれるのです。ですから、7と5と3の最小公倍数の105の倍数より2小さな数です。105×□−2 で最小の数は□が1のときで、105×1−2=103が最小の数です。この問題は中学入試の算数ですが、中学の数学でも登場します。昨日、偶然にある高校受験の予備校の数学の復習として個別指導の私の教室で教えました。数学の問題としても、そう易しいものではないようです。算数でも中学の数学としても重要な問題です。