A、B、Cの3人がたて列に並んでいます。各人は前方の人の帽子の色は見えますが、自分の帽子の色は見えません。赤い帽子が2つ、白い帽子が3つあり、各人は帽子の数を知っています。ここで、一番後ろのCへ自分の帽子の色がわかるか尋ねたところ「わからない」と答えました。続いてCの前に並んでいるBに同様の質問をしたところBも「わからない」と答えました。さらに一番前にいるAに聞いたところ、AはBとCの発言を聞いて「わかった」と答えました。では、Aの被っている帽子は何色ですか。
…解答と解説…Cが「わからない」と答えているので、AとBが共に赤い帽子を被っていることはありません。(赤い帽子は2つ) さらに、Bが「わからない」と答えているので、Aが赤い帽子を被っていたら自分の帽子は赤い帽子ではなく白い帽子とわかるので、Aは赤い帽子ではありません。よって、Aは白い帽子となります。…答えです。少ない数の帽子の色に注目するのがポイントです。算数の推理算のような問題ですが、国家公務員の試験問題です。私の算数数学個別指導塾では、大学生や社会人のかたが公務員等の資格試験の為に来ています。分かりやすく、楽しく教えています。東京都、算数数学個別指導塾、序理伊塾。