問題…y=|x−2|+|x−5|の最小値を求めなさい。解説と解答その1…|x−2|はx≧2のときx−2 x≦2のとき−(x−2)=−x+2です。|x−5|はx≧5のときx−5 x≦5のとき−(x−5)=−x+5です。ですから|x−2|+|x−5|はx≦2のとき(−x+2)+(−x+5)=−2x+7 2≦x≦5のとき(x−2)+(−x+5)=3 x≧5のとき(x−2)+(x−5)=2x−7となりグラフを書けば一目瞭然で2≦x≦5のとき最小値は3となります。解説と解答その2…|x−2|はxと2の間の距離であり、|x−5|はxと5の間の距離です。だから、|x−2|+|x−5|の最小値はxが2と5の間にある時になります。(数直線を書けばすぐに解ります)だから最小値は(5−x)+(x−2)=5−2=3となります。これは高校数学になるのでしょうか。絶対値を外せば算数とし
ても問題がつくれそうです。個別指導の塾ですと、このような問題にたいしては生徒の質問に完全に 答えられるからいいですね。次回はもう少し上のランクの数学の問題を用意します。