問題…3で割ると1余り、4で割ると2余り、5で割ると1余る数のうち、1000に1番近い数を求めなさい。
…解答と解説…
3で割ると1余る数は、3の倍数よりも1大きい数であり、5で割ると1余る数は、5の倍数よりも1大きい数になります。ですから、この2つに共通する数は、3と5の公倍数より1大きい数です。ですから、1、16、31、46、… となります。このうち、4で割ると2余る数は、最も小さいものが46です。あとは、4と3と5の最小公倍数の60ごとにあらわれます。よって、60×□+46 (□は0以上の整数) となります。さらに、(1000ー46)÷6=15.9より、60×15+46=946、946+46=1006 となるので、1000に1番近い数は、1006 …答えです。中学入試の算数の問題、整数問題です。最初に、共通の1余る数2つに注目することがポイントです。これと全く同じ問題が高校の数学でも出てきます。大切な算数、数学の問題です。東京都、算数数学個別指導塾、序理伊塾。