問題…1からある整数Nまでを考えたとき、すべての偶数の和は9702、すべての奇数の和は9801です。ある整数Nを求めなさい。解説と解答…色々なやり方がありますが、等差数列の公式を使います。1からNまでの整数の和は
(初項+末項)×項数÷2で表されます。問題から、1からNまでの合計は 9702+9801=19503 なので、(1+N)×N÷2=19503 よって、(1+N)×N=39006差が1のかけ算になります。 ここで、39006=2×3×3×11×197 です。また、2×3×3×11=198 でN=197 です。数学では2次方程式になりますが、算数では、差が1のかけ算を探すのです。算数ではよく出てきます。また、この算数の問題は別解がまだまだあります。中学受験で算数を勉強している人は是非考えてみて下さい。