算数でも数学でもありそうですが、6の約数は、1、2、3、6 ですね。6自身を除いた約数の1と2と3を足すと、なんと6になるのです。この不思議な性質を発見したギリシャの人たちは、この6に「完全数」という名前をつけました。自然数の約数うち、その数自身を除いた約数の和が、その数と同じになる数が完全数です。6の次は28です。28の約数は 1、2、4、7、14、28 で 1+2+4+7+14=28 28の次は、496。次は、8128です。ここまでは、ギリシャ時代に発見されていました。その後、19世紀末までに、12個の完全数が発見されました。コンピューターのない時代に、大変な努力だったと思われます。現在、コンピューターを使って、32番目の完全数まで発見されています。先日、中学3年生と勉強していたら、モッドが出て来ました。これは大学入試などに使うもので、高校の教科書にも普通ありません。ですから、完全数も形を変えて、算数や数学の入試問題になるかも知れませんね。とりあえず、算数、
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