算数・数学専門の個別指導塾
ふれあい広場

月別アーカイブ: 2010年4月

ジョリーとの朝の散歩…チューリップ畑



猿江公園にチューリップが咲きそろいました。とてもきれいです。ジョリーはお花畑に入って、なんとたべようとしたのです。もちろん、NO!と言って止めましたが…。

易しい算数の問題です。

問題…2つの整数があります。この2つの整数の差は9で、積は910です。このとき、大きい方の整数を求めなさい。解説と解答…910=2×5×7×13です。差が9になるのは 2×13と5×7 の26と35 で答えは35です。これは、算数の解き方ですが、中学の数学でやると x(x−9)=910と2次方程式になります。2次方程式の数学の問題の初歩ですね。結局、差が9で積が910の2数を探さなければなりません。算数でも数学でも解き方の根元は一緒ですね。

ジョリーとの朝の散歩。



一枚目は錦糸町アルカキットの二階の連絡通路の広場のオブジェで、二枚目は東武ホテル二階入り口前、三枚目はトリホニーホール入り口のオブジェで、四枚目は同じ場所のスカイツリーのよく見えるスポットで撮りました。ジョリーと毎朝のようにこのコースを通って帰ります。

中学入試の算数です。

問題…最小公倍数が50で、和が35である2つの数を求めなさい。解説と解答…最小公倍数が50より、少なくともどちらかは5の倍数です。さらに、和が35で5の倍数なので、両方とも5の倍数になります。2つの数を 5×A、5×Bとすると、5×A+5×B=35 よって 5×(A+B)=35で A+B=7ですから、(A、B)=(1、6)、(2、5)、(3、4)となり、2数の候補は (5×1、5×6)、(5×2、5×5)、(5×3、5×4) つまり (5、30)、(10、25)、(15、20) となります。最小公倍数が50になるのは 10と25これが答えです。この問題は中学入試の算数ですが、中学の数学としても出てきます。算数でも数学でも解き方は同じです。そして、算数でも数学でも大切な問題です。

自宅の4月のカレンダー。



一枚目はリビングのカレンダーで二枚目はトイレのです。両方ともシェットランドです。月が変わるのが楽しみです。

中学入試の算数の問題です。

問題…分子が分母より2大きい、もうこれ以上約分できない分数があります。分母だけを60大きくすると、約分できて分子が1になりました。最初の分数を求めなさい。解説と解答…最初の分数の分子を□とすると、分母は(□−2)です。□が偶数だとすると(□−2)も偶数となり、約分できてしまうので、□は奇数てなります。この分母に60を加えて、(□−2)+60=□+58となるので、分数の□/(□+58)
は約分できて、分子が1になるということです。よって分母の(□+58)は□で割りきれます。ですから、58が□で割りきれる、つまり、□が58の約数であるということです。58の約数、1、2、29、58のうち、3以上の奇数は29だけなので、答えは29/(29−2)=29/27となります。これはある中学入試の算数の問題です。個別指導の私の教室で休憩時間に中学生に数学としてやってもらいましたが苦戦した生徒もいました。でもいかにも算数らしい問題です。

ジョリーとの朝の散歩…クローバー橋



この朝、猿江公園に行ったところ、既にお花見の陣取りや宴会が始まっていてとても混んでいたので、思い切って大横川沿いにクローバー橋を目指して歩いて行きました。大横川と小名木川のクロスするところにクローバー橋はかかっていました。十字形なのです。帰りは大横川沿いのグリーンの遊歩道を錦糸公園目指して歩きます。写真を撮っている間もジョリーはちゃんとお座りでウェィトしています。

中学入試の算数の問題です。

問題…A、B、Cの3人がバスに乗りました。座席が1つしか空いていなかったので、代わる代わる座りました。BはAの2倍、CはAの1.5倍の時間立つとすると、バスに乗っていた54分間のうちAは何分間立つことになりますか。解説と解答…座れるのは1人分ですから、立っているのは2人分です。立っているのべ時間は、54×2=108分 です。立っている時間の比は 1:2:1.5=2:4:3 で、Aが立っている時間は108÷(2+4+3)×2=24分間…これが答えです。いかにも算数らしい問題です。座っている時間は出ていませんが、立っているのべ時間がわかります。算数は、例えばお金を使ったといったら、もし使わなければと考えたりするものがあります。算数の特徴の一つです。中学の数学や高校の数学の確率の余事象みたいなものです。

ジョリーのお気に入り



ピカチュウはジョリーの赤ちゃんからのお気に入り、今でもママと遊んだり独りで遊んだりしています。ピンクの小さな毛布は赤ちゃんの時にひいてはいたものです。懐かしいらしく、今では遊び道具にしたりお昼寝のお友達にしています。3番目は

中学入試の算数です。

Aの容器には13%の食塩水が300g、Bの容器には7%の食塩水が700g入っています。A、B2つの容器から同じ重さの食塩水をくみ出して、Aの分はBに、Bの分はAに移して2つの容器の濃度を同じにしようと思います。何gずつ入れかえるとよいでしょう。解説と解答…等しい量の交換で混ぜたあとのA、B2つの食塩水の濃度が等しくなったのだから、それは、A、B2全部を混ぜ合わせたときの濃度に等しくなります。その濃度をだしてから面積図では面倒なので…。A、B全部を混ぜると、2つの食塩水は 300:700=3:7 の比で混ぜることになるので、A、Bからその一部をくみ出して混ぜるときに3:7の比で混ぜればよいことになります。ですから、Aの食塩水を3:7に比例配分して、300×(7/3+7)=210g これがBからくる量、つまり交換する量です。答えは210g。中学入試の算数としてとりあげましたが、中学の数学としてもこのての数学の問題は出てきます。今回は算数らしく解い
てみました。算数でも数学でも大切な問題です。個別指導の私の教室では、小学生に中学の数学でも又出てくる大切な算数の問題だよと念を押します。

« 1 2 3 4 »

月別アーカイブ

PAGETOP