<問題> 円柱の形をした A、B、C 3つの容器が、あります。底面積の比は、A :B = 5 :4、B :C= 3 :2 です。初め、Aには 7センチ、Bには少しの水を入れ、Cは空にしていました。この後、同じ量の水を入れたら、3つの容器とも同じ深さになりました。では、水の深さは何センチになりましたか。又、Bには、初め何センチの深さまで水が入っていましたか。<解説と解答> A、B、C の連比は、A :B :C = 15 :12 :8 になります。だから、同じ量の水の深さの比は 1/15 : 1/12 : 1/8 = 8 :10 :15 そして、AとCの最初の水の深さの差が、7センチだから、7÷ (15ー8)= 1センチ…1あたり。よって、Cを使って 1×15= 15センチ…初めの問いの答えです。又、15ー1×10= 5センチ…後の問いの答えです。中学入試の算数の問題、比を使う問題です。まずは、AとBとCの底面積の比を求めます。次は、同じ量の水の量を 1 として、同じ量の水を入れたときの、深さの比を求めます。図を書くと更によく理解出来ると思います。算数個別の私の塾では、”等しいものは、1 とする ” ことを繰り返し、繰り返し教えています。東京都 算数個別、数学個別、序理伊塾。