問題…平面上に点A(−2、7)と直線m:2x−3y−1=0があります。Aから直線mに下ろした垂線の足Hの座標と直線mに関するAの対称点、Bの座標を求めなさい。解説と解答…今回はベクトルで解いてみます。直線 ax+by+c=0に垂直なベクトルつまり法線ベクトルは(a、b)であることを覚えていない人は必ず覚えて下さい。これがAHの方向ベクトルになるので、AHの直線のベクトル方程式は(x、y)=(−2、7)+t(2、−3)となります。ですから
x=2t−2 y=−3t+7です。これを直線mに代入して t=2
よってt=2のときにHとなり、その2倍のt=4のときにBとなります。ですから、H(2、1) B(6、−5) です。数学のこの種類の問題は数多く出てきますが、今回は数学でもベクトルでやってみました。ベクトルの苦手な人は是非マスターしてください。算数でも数学でも苦手な種類の問題を克服することが大切です。個別指導の私の教室では、苦手な問題を残して試験に臨んではいけないと常日頃から強調しています。
前回と同じ高校の数学の問題です
2009年12月28日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場
ジョリーと私の朝…その2
2009年12月27日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場
高校の数学です
2009年12月26日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場
問題…平面上に点A(−2、7)と直線m:2x−3y−1=0があります。Aからmに下ろした垂線の足の座標とmに関するAの対称な点の座標を求めなさい。解説と解答…とりあえず、mと垂直な直線の式を出すのですが、mをy=…に変えて、傾きどうしがかけて−1だから…は今回はやめて、次ののことを先ず覚えて下さい。ax+by+c=0に垂直な直線はbx−ay+□=0です。ここで、垂直の足Hは直線mとAHの交点になります。直線AHはmに直交するので、上記を利用して、3x+2y+□=0と書けます。この直線は点A(−2、7)を通るから代入して、□=−8 よって、AHは3x+2y−8=0、これと直線mの式を連立させて、x=2、y=1 垂線の足は(2、1)です。次にAの対称点BはAとHを2:1に外分するので、外分の公式を使って、点Bは(6、−5)となります。内分と外分の公式は高校の数学では絶対に必要なもので、曖昧な人は完全に覚えて下さい。私の個別指導の教室では中学生の数学と
しても教えています。算数では出てこないと思います。この問題は高校の数学の教科書の応用例題としてもとりあげられていたような気がします。
ジョリーと私の朝…その1
2009年12月25日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場
とりあえず、中学の数学の問題です
2009年12月24日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場
問題…図1に於て、斜線部分の面積は四角形ABCDのどのくらいですか。解説と解答…図2のアに於て、a=(1×1)÷(3×2)×三角形ABD=(1/6)三角形ABD b=(1×2)÷(4×3)×三角形BCD=(1/6)×三角形BCD よって、a+b=(1/6)(三角形ABD+三角形BCD=(1/6)×四角形ABCD 又、イに於て、c=(1×1)÷(2×3)×三角形DAC=(1/6)×三角形DAC d=(1×2)÷(3×4)×三角形ABC=(1/6)×三角形ABC c+d=(1/6)(三角形DAC+三角形ABC)=(1/6)(四角形ABCD) アとイから
a+b+c+d=(1/6)(四角形ABCD)+(1/6)(四角形ABCD)=(2/6)(四角形ABCD)=(1/3)(四角形ABCD)となります。ですから、斜線部分の面積はこれを引いて、四角形ABCDの2/3です。この問題は中学の数学として最近生徒に教えたものですが、中学入試の算数としても登場しています。算数としても数学としても是非出来るようにしておいて下さい。算数でも数学でも、きちんと図を書く習慣が大切です。個別指導の私の教室では、算数においても数学においても、日頃から図をきちんと書くことを大切にしています。
ジョリーへのお土産
2009年12月23日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場
高校の数学です( 易しい問題)
2009年12月22日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場
問題…直径の両端がA(3、3)、B(5、−7)であるような円の方程式を求めなさい。解説と解答…ABの中点、Oの座標を出してこれが円の中心で、OAが半径になるから…では面倒なので、準公式を覚えておいて下さい。2点A(a1、a2)、B(b1、b2)を直径とする円の方程式は(x−a1)(x−b1)+(y−a2)(y−b2)=0 なのです。だから、(x−3)(x−5)+(y−3)(y+7)=0 で、これを整理して xx+yy−8x+4y−6=0 となります。これの証明問題が大学入試の数学で出題されていたような気がしますが、その時は上記の方法でやれば良いのです。円はとても大切な数学の問題の一つです。数学の苦手な人もしっかりと覚えて下さい。勿論、算数でも、中学の数学のジャンルではありません。
ハタタテハゼ、渾名はハタタッチ♪
2009年12月21日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場
算数でも数学でも出来る易しい問題
2009年12月20日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場
問題…正10角形の対角線の本数は何本ですか。解説と解答…先ずは算数でやると、10個の頂点から1個の頂点を選んで対角線を引くと、先ず自分自身には引けず又左右にはひけないので 10−3=7 次に 頂点が10個あるので 7×10=70 となります。しかし、全部二重になるので 70÷2=35 答えです。まとめると、(10−3)×10÷2=35 です。これは公式として覚えておきましょう。数学では10個の頂点から2個の組み合わせん考えて直線全部を考えます。だから †C†=45か これは正10角形の辺も含むので 45−10=35 です。中学生、高校生は両方覚えて下さい。小学生でも数学の組み合わせを使ったやり方が出来そうですね。逆算の場合は2次方程式になります。算数でも数学でもやり方の意味を考えて下さい。個別指導では生徒の顔の様子を見たりして念を押したりしていますが…
ハマクマノミ、渾名はヨンス♪
2009年12月19日 先生と生徒(卒業生も)のふれあい広場