問題…8A=5Bを満たす正の整数A、Bの中で、積ABが100の倍数となる最も小さなAの値はいくつですか。解答と解説…先ず、8と5は互いに素であることに気がついて下さい。これが大切です。だから、Aは5の倍数、Bは8の倍数となるので A=5k、B=8k(kは正の整数)と表せます。よってAB=5k×8k=40×k×kとなり、これが100の倍数となる最小のkは5です。よって A=5×5=25です。これは中学の数学の整数問題のやや基本的か問題です。難しい整数問題でも互いに素がポイントになることが多々有ります。高校の数学や算数でも登場します。余談ですが、昨日、ある生徒さんが持って来た中学の数学の宿題が、なんと、一週間くらい前にふれあい広場に出した“おまけ”の問題でした。