問題…Aが整数のとき、A×A−28×A+160が素数になるには、Aがいくつのときですか。また、その素数は何ですか。解説と解答…先ずは因数分解です。A×A−28A+160=(A−8)(A−20)…†とします。†が素数となるとき、A−8=±1、A−20=±1のどちらかだから、A=9、7、21、19 です。このうち、†がプラスになるのは A=7、21です。この時、どちらの場合でも †=13で、確かに素数となります。これは中学の数学の入試問題ですが、高校の数学の整数問題としても登場しています。いづれにしても、整数問題の数学として大切なものです。算数では少し無理なようです。