問題…図1に於て、斜線部分の面積は四角形ABCDのどのくらいですか。解説と解答…図2のアに於て、a=(1×1)÷(3×2)×三角形ABD=(1/6)三角形ABD b=(1×2)÷(4×3)×三角形BCD=(1/6)×三角形BCD よって、a+b=(1/6)(三角形ABD+三角形BCD=(1/6)×四角形ABCD 又、イに於て、c=(1×1)÷(2×3)×三角形DAC=(1/6)×三角形DAC d=(1×2)÷(3×4)×三角形ABC=(1/6)×三角形ABC c+d=(1/6)(三角形DAC+三角形ABC)=(1/6)(四角形ABCD) アとイから
a+b+c+d=(1/6)(四角形ABCD)+(1/6)(四角形ABCD)=(2/6)(四角形ABCD)=(1/3)(四角形ABCD)となります。ですから、斜線部分の面積はこれを引いて、四角形ABCDの2/3です。この問題は中学の数学として最近生徒に教えたものですが、中学入試の算数としても登場しています。算数としても数学としても是非出来るようにしておいて下さい。算数でも数学でも、きちんと図を書く習慣が大切です。個別指導の私の教室では、算数においても数学においても、日頃から図をきちんと書くことを大切にしています。