問題…3つの自然数A、B、C(A<B<C)について、AとBとCの最大公約数は12、最小公倍数は216です。このような(A、B、C)の組は何組ありますか。解説と解答…A=12a、B=12b、C=12cとおくことが出来ます。a<b<cでa、b、cの最大公約数は1、最小公倍数は216÷12=18です。このようなa、b、cの組は最大であるcが9か18であることに注意して、(a、b、c)=(1、2、18)(1、3、18)(1、6、18)(1、9、18)(2、3、18)(2、9、18)(1、2、9)(1、6、9)(2、3、9)(2、6、9)の10組です。 これが答えです。a、b、Cの最小公倍数が216÷12=18となることを覚えておいて下さい。これも高校の数学としての問題ですが、中学の数学、中学受験の算数としても大切な問題です。私の教室は個別指導の塾なので、先日勉強の休憩時間に小学生にこの問題 を算数として教えてみたところ、良く覚えてくれました。算数、数学を問わずに大切な問題です。