問題…ある建物のエスカレーターは止まっているときに数えたら48段あった。いまAとBの2人が動いているこのエスカレーターを上がっていったところ、Aは33段歩いて上の階についた。BはAが11段歩く時間に7段歩く速さで歩いたとすると、Bは上の階につくまでに、何段歩きますか。…解答と解説…どの場合でも、エスカレーター48段分の距離を、ア…自力で歩く イ…エスカレーターの動き 、の2つをあわせて進まねばなりません。したがって、Aが33段歩いて上の階についたとすれば、イのエスカレーターの動きかま15段で、あわせて48段ということです。Aが33段歩くのと、エスカレーターが15段分進むのは、同じ時間におこるので、速さの比は、33:15=11:5 一方、A:Bの速さの比は 11:7 としてあるので、A:B:エスカレーター=11:7:5 これはBが7段歩く時間に、エスカレーターは5段分の距離を進むということなので、あわせて48段進むとき、Bが歩くのは、48×7/(7+5)
= 28段…答えです。中学入試の算数、流水算です。算数の流水算はよくエスカレーターや歩く歩道などに形を変えて出題されます。中学の数学でもでてきますが、勿論方程式です。東京都 算数、数学の個別指導塾、序理伊塾。