問題…6で割ると1余り、8で割ると5余り、13で割ると10余る整数ので、1000に最も近い整数を求めなさい。…解答と解説…6で割ると1余り、8で割ると5余る整数の最初は13で、6と8の最小公倍数が24から、13+24×□ と表されます。しかし、これを書いていってもなかなか13で割ると10余る整数は出てきません。そこで、8で割ると5余り、13で割ると10余る整数は、104×□−3 と表されるので、101、205、309、…となり、205が6で割ると1余る整数とわかります。そこで、6と8と13の最小公倍数の312をつかって,205+312×□ となります。だから、適当な□の数を探して、205+312×2=829、205+312×3=1141…答えとなります。中学入試の算数でよくみかける問題ですが、最初の2つを選ぶと失敗します。私の塾の生徒さんも最初の2つを選んで困っていました。とにかく算数の有名問題の変化球の問題です。東京都 算数、数学の個別指導塾、序理伊塾。