生徒数233人の中学校で、生徒会長を決める選挙をしました。2A、B、C、3Dの4人が立候補しています。選挙は最高得票を得た候補者を当選とします。200票まで開票したとき、Aが65票、Bが55票、Cが45票、Dが35票でした。Bが必ず当選するためには、あと何票必要ですか。解説と解答…200票まで開票したとき、Bより得票数が多いのはAなので、BはAを逆転しなければいけません。そこで、まだ開票していない票が全てAまたはBの得票になる場合を考えます。現在、Bの得票数はAより10票少ないので、BはAより11票以上多く得票しなければなりません。まだ開票していない票は33票なので、(33+11)÷2=22 よって、答えは22票です。中学入試の算数でよく見かける基本的な問題です。この種の算数の問題では、他に2人選ばれるとか、ややこしい算数の問題へと発展していきます。個別指導の私の教室では、面白い言葉を交えて楽しく教えています。中学の数学では、余り出てこないようです。