問題…遅れぎみの時計があり、長針と短針が重なってから再び重なるまで66分かかります。現在、この時計が午後4時を指しています。長針と短針が初めて一直線になるまでには、正確な時計で計ると何分かかりますか。解説と解答…長針と短針が重なってから再び重なるまでに、長針は短針よりも360度多く回ります。これに66分かかるので、360÷66=60/11 で長針は短針よりも1分あたり、60/11 度多く動きます。午後4時のあと、長針と短針が初めて一直線になるまでに、長針は短針よりも、120+180=300度多く回ればよいので、300÷(60/11)=55分…答えです。時計に関する算数の問題は実に沢山ありますが、この問題は比較的に簡単な算数でしょう。個別指導の私の教室でも時計に関する算数が苦手な生徒がいましたが、基本的なことから教えて、いまではすっかり得意になって喜んでいます。中学の数学でも出てきますが、これは算数とはやり方を変えて方程式をたてて解きます。