問題…3個の数字1、2、3を用いて6けたの数字をつくるとき、(ア)同じ数字を何回でも用いてよいことにすると全部で何個できますか。また、(イ)同じ数字を4回まで用いてよいことにすると全部で何個できますか。解説と解答…(ア)は簡単ですね。6けたの整数のどのけたも1、2、3の3通りの数字を用いることができるから全部で 3×3×3×3×3×3=3の6乗=729個です。(イ)は余事象でやります。つまり、全体から(アの答え)から、6個全部同じ数字の場合と5個同じ数字の場合を引くのです。6個同じ数字の場合は3通り、5個同じ数字の場合は、同じ数字が1か2か3で3通り、それぞれに対して使える数字は2通りで、置ける場所は6箇所なので、3×2×6=36 ですから、729−(3+36)=690…答えです。この問題は一応ある大学の数学の入試問題ですが、中学の数学は勿論のこと、中学入試の算数の問題としても出てきそうです。とにかくこのての算数もし
くは数学の問題は全体から引く、つまり余事象を考えると早いようです。