問題…上りのエスカレーターがあります。立ち止まったままでは上の階まで上るのに30秒かかりますが、毎秒1段ずつ歩きながら上っていくと、18秒で上の階に着きます。では、エスカレーターが止まっているとき、エスカレーターは何段ありますか。
…解答と解説…
エスカレーターの長ささ一定なので、エスカレーターの速さと、(エスカレーター+歩く)速さの比は、1/30 : 1/18 =3:5 になります。よって、エスカレーターの速さと歩く速さの比は、3:(5−3)=3:2 です。また、18秒で進む段数は、1×18=18段 より、エスカレーターの段数は、18÷2=9、9×5=45段…答えです。中学入試の算数の問題、エスカレーターに例えられた”流水算”です。比を使うと簡単に処理出来ます。東京都、算数数学個別指導塾、序理伊塾。