問題…150枚あるメモ用紙を5枚ずつまとめてメモ帳を作るようにした。最初にAとBが適当に用紙を取りメモ帳を作ったところ、A、Bともに10部ずつ作ることができた。A、Bが最初に取った残りの用紙でCがさらにメモ帳を作ったところ、Cは8部作ることができた。このとき、A、Bの手元に残っているメモ用紙の枚数の組み合わせは何通り考えられるか。
…解答と解説…
A、B、Cの3人が作ったメモ帳は全部で28部であるから、使われたメモ用紙の枚数は、28×5=140枚 残りは、150ー140=10枚 この10枚をA、B、Cの3人が1人4枚以下(5枚以上あればさらにメモ帳が作れていたので)で持っているはずだから、A、Bの2人で6枚以上8枚以下のメモ用紙が手元に残っていることになる。(2人で9枚持っていると少なくともどちらかは5枚持っていることになるから、さらにもう1部作ることができる)。したがって、6枚のとき、(A、B)=(2、4)、(3、3)、(4、2) 7枚のとき (A、B)=(3、4)、(4、3) 8枚のとき、(A、B)=(4、4) となり、全部で、6通り…答えです。この問題は一見、中学入試の算数のようですが、実は地方上級試験の問題です。序理伊塾では社会人の為の算数、数学もやっていますが、最近取り扱った問題です。東京都、算数数学個
別指導塾、序理伊塾。