問題…底面積が30平方センチメートルの水槽に氷を入れ、そこに水を入れたところ、水の深さは6センチとなり、水面の上に出ている氷の体積は140立方センチメートルとなった。その後、氷がすべてとけたとき、水の深さは10センチになった。初めに入れた水の量はどれだけか。ただし、氷がとけて水になるとき、その体積はもとの 11/12 になるものとします。
…解答と解説…
初めに入っていた氷と水の体積の合計は、140+30×6=320 です。氷がすべてとけたとき、水の深さは10センチになったことから、その体積は、30×10=300 よって、320ー300=20 だけ体積が減少しています。この20立方センチメートルが氷の体積の 1/12 にあたります。よって、20 ÷ 1/12 = 240 これが氷の体積になります。ですから、最初に入れた水の体積は、320ー240=80 立方センチメートル …答えです。中学入試の算数の問題のようですが、市役所の問題です。氷と水の体積の関係は中学入試でときおり出てきます。東京都、算数数学個別指導塾、序理伊塾。