問題…p、qを整数とし、f(x)=xx+px+q とおきます。このとき、f(1)もf(2)も2で割りきれないとき、方程式 f(x)=0 は整数の解をもたないことを示しなさい。
…解答と解説…
背理法で示します。f(1)、f(2)ともに2で割りきれないとして、さらに、方程式f(x)=0が整数解nをもつとします。† n=2mのとき f(2m)ーf(2)=4(mmー1)+2p(mー1) ここで、f(2m)=0より、f(2)は偶数となり、仮定に矛盾します。† n=2m+1 のとき、f(2m+1)ーf(1)=4(mm+m)+2pm ここで、f(2m+1)=0より、f(1)も偶数となり、仮定に矛盾する。以上から、方程式f(x)=0 は整数の解をもたない。大学入試の数学の問題です。背理法を使います。東京都 算数個別、数学個別、序理伊塾。