aを実数として、xについての整式 f(x)=xxx+(aー2)xx+(aaー12a+17)xー2aa+20aー34 について、(ア) f(x)は(xー2)で割り切れることを示しなさい。また、(イ)方程式 f(x)=0 が相異なる3つの実数解をもつようなaの値の範囲を求めなさい。…解答と解説…
(ア)… f(2)=8+4(aー2)+2(aaー12a+17)ー2aa+20aー34=0 よって因数定理より、f(x)は(xー2)で割り切れる。…答えです。(イ)… (ア)よりf(x)は、f(x)=(xー2)(xx+ax+aaー10a+17) と因数分解出来ます。したがって、g(x)=xx+ax+aaー10a+17 とおくと、g(x)=0がx=2以外の異なる2つの実数解をもてばよいということになります。xx+ax+aaー10a+17=0 …† の判別式をDとおくと、D=ー3aa+40aー68>0 よって、(3aー34)(aー2)<0 よって、2<a<34/3 また、x=2を†へ代入すると aaー8a+21=0 よって、(aー4)(aー4)+5=0となるが、これはaが実数であることに反し
ます。よって、†はx=2を解にもちません。以上から、2<a<34/3 …答えです。
大学入試の数学の問題です。因数定理と判別式、簡単と思います。最後に x=2 を代入して確認することが必要です。気を付けて下さい。東京都 算数個別、数学個別、序理伊塾。