問題…A、B、Cの3人の持っているお金は合わせて1150円です。3人で、ある文房具店へ行き、3人とも同じノートを買いました。Aは自分のお金の3/5で5冊、Bは自分のお金の3/4で3冊、Cは自分のお金の2/3で2冊買いました。Aは最初いくら持っていましたか。解説と解答…ノート1冊の値段は、A、B、Cのお金の、それぞれ (3/5)÷5=3/25、(3/4)÷3=1/4、(2/3)÷2=1/3 ににあたります。すると、ノート1冊の値段を1として、A×(3/25)=1、B×(1/4)=1、C×(1/3)=1 となります。よって、A=25/3、 B=4 C=3 ですから、A:B:C=(25/3):4:3=25:12:9 です。比例配分して、1150×(25/25+12+9)=625円…答えです。算数のテクニックのひとつは、等しいものを見つけることです。そして、それを“1”とすることで
す。他にも、差が一定、和が一定、色々あります。中学の数学の問題でも、これに気がつくとあっさり解ける場合があります。算数でも数学でも、これらに気をつけて問題をよく読む習慣を身につけて下さい。算数、数学の個別指導塾、序理伊塾。