問題…たてが 9と1/6 センチ、横が 8と1/4 センチ、高さが 4と1/2 センチの直方体があります。この直方体の上の面(たてが9と1/6センチ、横8と1/4センチの面)を同じ大きさの正方形ですきまなくしきつめます。このとき、出来るだけ大きな正方形を使うと、一辺の長さは何センチになりますか。また、その正方形が何枚必要ですか。
…解答と解説…
正方形の一辺を 〇/□センチとすると 9と1/6 ÷ 〇/□ も、8と1/4 ÷ 〇/□ も整数になります。よって、55/6 × □/〇 と33/4 × □/〇 のどちらの答えも整数になります。□は6と4の公倍数、〇は55と33の公約数ですが、出来るだけ大きな正方形なので、□は最小公倍数の12、〇は最大公約数の11 。以上から一辺は 11/12 センチ(答えです)。さらに、枚数は (9と1/6 ÷ 11/12) × (8と1/4 ÷ 11/12) = 90枚…答えです。中学入試の算数でよくある最大公約数と最小公倍数の問題の分数の場合の問題です。初めての生徒さんはやりにくいかも知れません。東京都 算数、数学個別指導塾、序理伊塾。