<問題> 大、中、小3つのさいころを同時に投げ、出た目の数をそれぞれ a、b、c とします。このとき、2a bーacが正の奇数となる確率を求めなさい。<解説と解答> a、b、c は1から6までの整数だから、a、b、c の組みは全部で、6×6×6=216通りあります。2a bーac=a(2bーc) が正の奇数となるのは、a も (2bーc) も正の奇数のときで、a は 1、3、5 の3通りあります。…➀ (2bーc)が正の奇数となるのは、b=1のとき、c=1の1通り、b=2のとき、c=1、3 の1通り、b=3、4、5、6 のとき、、それぞれ c=1、3、5 の3通りです。以上から、(2bーc) が正の奇数となるbとcの組みは、1+2+3×4=15通りになります。ここで、➀ とにより、a、b、c の組みは、3×15=45通りに、なります。以上から、求める確率は 45/216 = 5/24 …答えです。高校入試の数学の問題、確率ですが、大学入試の確率にも出てきそうです。(2a bーac) では分かりにくいので、これを、a(2bーc) とすることがポイントです。後は丁寧に奇数になる場合を拾っていきます。丁寧に仕上げて下さい。東京都 算数個別、数学個別、序理伊塾。