<問題> 1000から 9999 までの 4桁の整数の中から、1つの整数を無作為に選んだとき、選んだ各位の数字の中に同じ数字が 2つ以上含まれる確率を求めなさい。<解説と解答> 1000から9999までの4桁の整数は、全部で 9999ー1000+1=9000個あります。この中から1つの整数を選んだとき、”選んだ整数の各位の数字の中に同じ数字が2つ以上含まれている”の余事象は”選んだ整数の各位の数字の中に同じ数字が全く含まれていない”ことになります。余事象の場合の数を求めると、0から9までの数字から異なる4つの数字を選んで4桁の整数を作ればよいので、千の位は9通り、百の位は9通り、十の位は8通り、一の位は7通りあるので、9×9×8×7通りです。以上から、求める確率は 1ー(9×9×8×7)/9000 = 1ー (63/125) = 62/125 となります。…答えです。ある資格試験の問題ですが、大学入試の確率の問題と同じです。典型的な余事象の問題です。余事象を使った方が良いのかどうか、是非数多くの問題をやって慣れて下さい。序理伊塾では算数や数学を分かり易く教えることに努めています。【安心の完全後払い制】算数個別、数学個別、序理伊塾。