<問題> 秋子が分速 140mの速さで、冬子が分速 100mの速さで同時に自分の家を出発して向かい合って歩いたところ、2人の家の中間地点より 120m離れた場所で出会いました。2人の家は何m離れていますか。<解答と解説> 進んだ距離の差は、秋子は半分より 120m多く、冬子は半分より 120m少ないから、進んだ距離の差は 120×2= 240m になります。だから 240÷(140ー100)= 6分 よって、2人が6分歩いて出会うのだから、(140+100)× 6= 1440m…答えです。別解としては、比を利用します。速さの比が 140 : 100 = 7 :5 だから、出発してから出会うまでに秋子は 7、冬子は 5歩く 。だから、2人の家の距離は 7+5= 12で、真ん中までの距離は 12÷ 2= 6になります。秋子で考えると、7ー6= 1 で、この 1 が 120m にあたります。よって、120× 12 = 1440m…答えです。最初の、やり方の”真ん中よりも 120m離れた場所”から2人の歩いた距離の差が、120m×2= 240mになるという考え方は、算数においてとても大切な事柄です。東京都 算数個別、数学個別、序理伊塾。