問題…平面上に点A(−2、7)と直線m:2x−3y−1=0があります。Aから直線mに下ろした垂線の足Hの座標と直線mに関するAの対称点、Bの座標を求めなさい。解説と解答…今回はベクトルで解いてみます。直線 ax+by+c=0に垂直なベクトルつまり法線ベクトルは(a、b)であることを覚えていない人は必ず覚えて下さい。これがAHの方向ベクトルになるので、AHの直線のベクトル方程式は(x、y)=(−2、7)+t(2、−3)となります。ですから
x=2t−2 y=−3t+7です。これを直線mに代入して t=2
よってt=2のときにHとなり、その2倍のt=4のときにBとなります。ですから、H(2、1) B(6、−5) です。数学のこの種類の問題は数多く出てきますが、今回は数学でもベクトルでやってみました。ベクトルの苦手な人は是非マスターしてください。算数でも数学でも苦手な種類の問題を克服することが大切です。個別指導の私の教室では、苦手な問題を残して試験に臨んではいけないと常日頃から強調しています。