問題…一郎、次郎、三郎の3人の所持金の比は、はじめ5:3:7でした。一郎が本を買い、三郎が次郎に900円あげたので、3人の所持金の比は3:3:5になりました。一郎が買った本の値段は何円ですか。解答と解説…次郎と三郎の所持金の和が変わらないことに注目します。初めの 3+7=10とあとの3+5=8の最小公倍数の40を利用します。すると、初めは5:3:7は20:12:28であとは15:15:25となります。三郎が次郎にあげた金額の900円は28−25=3だから、900÷3=300…1あたりになります。よって、(20−15)×300=1500円…答えです。算数では大切な和が一定の問題です。中学入試の算数の基本的な問題です。差が一定にも注意です。問題をみてすぐに気がつくことが大切です。 東京都 算数、数学の個別指導塾、序理伊塾。