問題…最小公倍数が50で、和が35である2つの数を求めなさい。解説と解答…最小公倍数が50より、少なくともどちらかは5の倍数です。さらに、和が35で5の倍数なので、両方とも5の倍数になります。2つの数を 5×A、5×Bとすると、5×A+5×B=35 よって 5×(A+B)=35で A+B=7ですから、(A、B)=(1、6)、(2、5)、(3、4)となり、2数の候補は (5×1、5×6)、(5×2、5×5)、(5×3、5×4) つまり (5、30)、(10、25)、(15、20) となります。最小公倍数が50になるのは 10と25これが答えです。この問題は中学入試の算数ですが、中学の数学としても出てきます。算数でも数学でも解き方は同じです。そして、算数でも数学でも大切な問題です。