問題…Z君ひとりですると80日で、Sさんひとりですると100日で、できあがる仕事があります。この仕事をZ君は7日働くごとに1日休み、Sさんは5日働くごとに1日休むことにします。ふたりで1月6日からこの仕事を始めたとすると何月何日にこの仕事は完成しますか。
…解答と解説…
仕事全体を1とすると、Z君、Sさんが1日にする仕事の量はそれぞれ、1/80、1/100 となります。Z君は8日周期で仕事と休みを繰り返し、Sさんは6日周期で仕事と休みを繰り返すから、8と6の最小公倍数の24日ごとに、2人は同じ仕事と休みを繰り返すことになります。この24日間に、Z君とSさんがする仕事の日数はそれぞれ、24×7/8=21日、24×5/6=20日 になるから、2人がする仕事の量は、(1/80)×21 + (1/100)×20=37/80 よって、49日目以降に残っている仕事の量は、1ー(37/80)×2=3/40 これをするのにかかる日数は、3/40 ÷ (1/80 + 1/100 ) =3と1/3 以上から、全部でかかる日数は、48+4=52日 、52ー(31ー5)=26日だから、仕事が完成するのは 2月26
日 …答えです。中学入試の算数の問題、仕事算と最小公倍数と暦算がからんだ問題です。算数個別指導塾の私の塾では、最後の日にちの決定にも注意するように教えています。東京都、算数数学個別指導塾、序理伊塾。