問題…kにどのような値を与えても、直線 L : (x一2y)+k(x一y一1)=0 は常に定点□を通ります。また、点P、QをP(1、3)、Q(5、1)とするとき、線分PQと直線 L が交わるようなkの値の範囲は□になります。
…解答と解説…
L : (x一2y+3)+k(x一y一1)=0 が任意のkに対して成り立つのは、x一2y+3=0 かつ x一y一1=0 のときです。この連立方程式を解いて、x=5、y=4 よって、定点の座標は、(5、4) …最初の答えです。次に、f(x、y)=(x一2y+3)+k(x一y一1) とおきます。直線 L が線分PQと交わるためには、2点P、Qが L に対して、反対側に位置すればよいので、f(P)×f(Q)≦0 ここで、f(P)=f(1、3)=一2一3k また、f(Q)=f(5、1)=6+3k よって、(一2一3k)(6+3k)≦0 よって、(3k+2)(3k+6)≧0 よって、k≦一2 、一2/3 ≦ k …答えです。ある大学入試の数学の問題です。定点の方は簡単と思います。
線分PQと交わる方も、結構見かける問題です。ご注意下さい。東京都 算数、数学個別指導塾、序理伊塾。