問題…春子さんはA地点から時速3.6kmで、夏子さんはB地点から時速2.7kmで向かい合って同時に出発したところ、A地点とB地点の真ん中からB地点の方へ100m寄った所で2人は出会いました。春子さんは夏子さんよりも何m多く歩きましたか。又、A地点からB地点までの距離は何mですか。
…解答と解説…
距離の半分より100m多い場合と半分より100m少ない場合との差は、(半分+100m)と(半分ー100m)で、100+100=200mになります。…最初の問いの答えです。ここで、2人の分速は、春子さんが 3.6×1000÷60=60、2.7×1000÷60=45 となります。よって2人が出会うまでにかかる時間は、差が200mになるまでにかかる時間なので、200÷(60ー45)=40/3 分 よって、A、B両地点間の距離は、(60+45)×(40/3)=1400m…後の問いの答えです。中学入試の算数の問題、速さです。”真ん中より〜”は、よくみかける問題です。”平均点より10点良い人と5点悪い人の差”などと置き換えると分かりやすいかも知れません。算数個別の私の塾ではさらに図を書いて説明するようにしています。差が分かれば後は簡単と思います。東京都 算数、数学個別指導塾、序理伊塾。