問題…xの変域が ー3≦x≦4 のとき、2つの1次関数 y=ax+3(a>0)と y=ー2x+b のyの変域が一致する。このとき、aとbの値を求めなさい。
…解答と解説…
xの値が増加すると、関数 y=ax+3(a>0)の値は増加し、関数 y=ー2x+b のyの値は減少する。よって、xの変域 ー3≦x≦4 において、関数 y=ax+3(a>0) は、x=ー3 のとき yは最小で、y=ー3a+3、x=4 のとき、y は最大で y=4a+3 となり、yの変域は、ー3a+3≦y≦4a+3 と表せる。また、関数 y=ー2x+b は、x=ー3 のとき yは最大で、y=6+b 、x=4 のとき yは最小で y=ー8+b となり、yの変域は、ー8+b≦y≦6+b と表せる。この2つの変域が一致することから、ー3a+3=ー8+b…† 4a+b=6+b…†が成立します。†と†の連立方程式を解いて、a=2、b=5…答えです。高校入試の数学の問題です。1次関数の変域の問題です。一つの直線が正の傾き、もう一つの直線が負の傾きです。グラフを書
いて考えれば簡単と思います。算数個別の私の塾では、グラフを書くことを薦めています。東京都 算数個別、数学個別、序理伊塾。