問題、その1…2乗しても下2桁が変わらない、2桁の自然数を全て求めなさい。解説と解答…この数をnとおくと、nとn×nの下2桁が等しいから、n×n−nは100(=2×2−5×5)で割り切れる。いま、n×n−n=n(n−1) で、nとn−1は連続する整数だから、ともに5で割り切れることはない。したがって、nとn−1のどちらかは、5×5=25で割り切れなければならない。つまり、25、50、75 n−1=25、50、75(n=26、51、76) それぞれの場合を調べて、答えは、25と76です。この問題は大学入試の数学の参考書に出ていたもので、そのまま載せました。何故、この大学入試向けの数学の問題が目に止まったかというと、2、3日前に高校入試の数学を勉強している生徒に全く同じ問題を教えたからです。多少異なったやり方で教えましたが…。中学入試の算数と高校入試の数学、高校入試の数学と大学入試の数学、整数問題は似たものが多いようです。算数、数学の個別指導塾、序理伊塾。