問題…3以上9999以下の奇数aで、a×a−aが1000で割り切れるものを全て求めなさい。解説と解答…a×a−a=a(a−1)が1000=2・2・2・2×5・5・5・5で割り切れるき、aとa−1は互いに素であるから、aとa−1の一方のみが素因数2をもち、aとa−1の一方のみが素因数5をもつ。よって、奇数a(≧3)は5・5・5・5=625の奇数倍であり、偶数a−1は2・2・2・2=16の倍数である。そこで、a=625nとおくことができて、a−1=(16・39+1)n−1=16・39n+n−1は16の倍数であるから、n=1に限られる。したがって、求めるaは625のみです。互いに素に気がつくことが大切です。高校入試の数学でもそうです。中学入試の算数でも互いに素は大切ですね。算数、数学の個別指導塾の私の教室では、折に触れ、数の性質に関することを教えています。算数、数学の個別指導塾、序理伊塾。