問題…2けたの整数Aと、2つの整数B、Cがあります。Aを10で割った余りはBで、Aを6で割った余りはCです。BをCで割った余りが4であるとき、2けたの整数Aをすべて求めなさい。ただし、Aは6の倍数ではありません。解説と解答…割る数より余りのほうが小さいことに気がつけば簡単と思います。Aを6で割った余りがCなので、Cは5以下です。BをCで割った余りが4なので、Cは5以上です。よって、C=5 次に、Aを10で割った余りがBなので、Bは9以下です。BをC(=5)で割った余りが4なので、B=9 すると、Aを10で割った余りが9、Aを6で割った余りが5なので、A+1 は10と6の最小公倍数の30で割り切れます。Aは2けたなので、30−1=29、60−1=59、90−1=89となり、29、59、89 の3つが答えです。この算数の問題はちょっと複雑にみえますが、気がつけばそう難しくはありません。中学の数学でも必要です。 東京都 算数、数学の個別指導塾、序理伊塾