Aの容器には13%の食塩水が300g、Bの容器には7%の食塩水が700g入っています。A、B2つの容器から同じ重さの食塩水をくみ出して、Aの分はBに、Bの分はAに移して2つの容器の濃度を同じにしようと思います。何gずつ入れかえるとよいでしょう。解説と解答…等しい量の交換で混ぜたあとのA、B2つの食塩水の濃度が等しくなったのだから、それは、A、B2全部を混ぜ合わせたときの濃度に等しくなります。その濃度をだしてから面積図では面倒なので…。A、B全部を混ぜると、2つの食塩水は 300:700=3:7 の比で混ぜることになるので、A、Bからその一部をくみ出して混ぜるときに3:7の比で混ぜればよいことになります。ですから、Aの食塩水を3:7に比例配分して、300×(7/3+7)=210g これがBからくる量、つまり交換する量です。答えは210g。中学入試の算数としてとりあげましたが、中学の数学としてもこのての数学の問題は出てきます。今回は算数らしく解い
てみました。算数でも数学でも大切な問題です。個別指導の私の教室では、小学生に中学の数学でも又出てくる大切な算数の問題だよと念を押します。